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2017/06/13 17:45

今回のオススメ、書籍「畫貓. 夢唐-唐朝風情繪卷」。絵師:瓜幾拉

去年、台湾角川から発売されたイラスト集、「唐朝風「猫」絵巻」です。擬人化された猫による「胡姫、宮仕女、太平プリンス」といった登場人物たちが繰り広げる歴史的なエピソードや風物などが満載の絢爛な絵巻物。
猫奴隷(下僕)達は注意が必要です!(と本当に紹介文に書いてありました。日本では下僕といわれてますが、あちらでは猫奴と言われてますね)と公式が言う通り、猫好きの期待を裏切らないイラスト集です。




買い出し旅行から先日戻ってきましたが、気温差10℃は正直辛かったです。
先々週の大雨を降らせた低気圧は遠ざかってくれたので天気はそれほど悪くなかったのですが、気温が連日33°やら35°やら…。晴れていても午後は雷を伴ったスコールがあったりで、湿度は90%超え。気温35°で湿度90%越えって、まだ真夏の体感になりきっていない人間にはかなり堪えます。も、もう若くないし……。
ニュースでも、この暑さでかき氷とか冷たい豆花とかの店が地元っ子で大繁盛なんてやっていたので、かなり暑かったんだと思います。
暑いなら昼間はホテルでのんびりしていればいいのに、ついつい時間がもったいなくて街歩きをしてしまい、我慢しきれなくなったらどこかのお店に飛び込む! 毎日そんなことを繰り返してました。
店の中は冷房がガンガンに入っているので天国~。温度差で体調が悪くなるとか考える前に、高温で体を壊す方が怖いです。

で、そんな飛び込んだお店の一つ。「小食糖 Sugar Bistro」
MRT東門駅からすぐ。永康街とは反対側にあります。大通り(信義路)からわき道に入った住宅街の隠れ家的カフェです。古い住宅をリノベーションしており、間口のわりに奥が広くて2階もあります。
ここお店の名前に「糖」と入ってある通り、お砂糖に拘りを持ったカフェでして。「有機棕櫚糖(パームシュガー)」砂糖ヤシの樹液(花穂を切ってそこから出た花序液)を煮詰めて作った砂糖を使用しているのが売りの一つだそうで、ヤシの砂糖って何ぞやとお店のスタッフさんに聞いたところ「血糖値を急にあげない低GI食品なんですよ」と教えて頂きました。お店では料理屋ケーキ、飲み物に、このパームシュガーを使用しています。
パームシュガー入りのチーズケーキをいただきました。(初めて入るカフェではまず頼むのがチーズケーキなんです)
さっぱりしたマイルドな甘みがチーズとレモンの酸味にあっていていい感じ。
そしてなにより、このお店に看板猫がいる!
写真の猫は名前を「芋頭(ユゥイトウ)」。何で芋頭(タロイモ)? と聞いたら、「ん~?」とお店の人は笑っていました。
人懐こくて、さり気に足にまとわりついてちゃんと挨拶してくれます。しっぽの付け根をポンポンたたいたり頭や首裏を掻いてあげるとお腹を見せてくれます。

WIFIあり・充電OKと設備も整っているし、猫もいるし! 雰囲気がとにかくのんびりしていてとても良いので長く心地よく滞在できるカフェです。ゆるっとした時間を過ごしたい方は、ぜひ。

小食糖(Sugar Bistro
台北市中正區信義路二段181巷3號1樓
営業時間:月曜-日曜10:30-19:30
定休日:無
交通:MRT東門駅7番出口から徒歩5分
facebook:https://www.facebook.com/sugar.bistro