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2020/11/21 21:11
今年も残すところ2ヶ月を切りました。
いつ頃台湾に行けるのかなー、いつかなーと待ち続けて半年以上が経ってしまったんですね。
台湾の交通局観光部が先日出した発表では、以前のような国際観光の水準になるまでは2年半~4年は必要との予測がありました。
日本を含む比較的感染が少ない国からの受け入れも、2021年の10月~12月頃との事。それも暫定的なので確実性はなし。
現在も、ビジネス目的などの停留ビザやワーキングビザであれば渡航はできますが、渡航時にPCR検査の陰性証明と渡航後の2週間の隔離が必要です。
以前にように、ノービザで気軽に行けるようになるまではまだまだ先のようです。
台湾は、今も一応国内の新規感染者が0人という状況が続いています。(厳密には本当に0人かは不明ですが、数的には圧倒的に少ないと思います)
ただ、国内の経済活動はある程度正常に行われているとはいえ、やっぱり外からの観光客がいなくなった影響は小さくないようです。
観光客がメインターゲットだった士林夜市などはビックリするくらい閑古鳥が鳴いているらしく、「租」の貼り紙が張られたシャッターが連なる様はとても寂しいものがあります。
他にも閉店した店も多くて、好きだったお店もなくなっちゃって、あ~~がっくりというか、どよ~んと寂しくなるというか・・・。
新型コロナウイルス感染防止か経済活動優先か、本当に防疫をしつつ経済活動をどう維持していくのか難しい問題ですね。
が、かならず気軽に観光できる日は来る!
そんな期待を込めて、今回は、台湾本「台北捷運就要這樣玩:搭MRT找MIT」をご紹介します。
台北MRTの各駅を中心に、そこから辿る観光地&ショップ&グルメのガイド本になります。
乗るだけで主な観光地のほとんどに行けるという便利なMRTは、台北旅行では移動手段として外せない交通機関です。
そんなMRTの各駅から徒歩で行動できる範囲にあるお勧めショップやカフェ、史跡などの観光地が、現地在住の台北人の目線で案内されています。日本人とはまた違った視点が見られて面白いのではないでしょうか。
ガイド本なので、ショップや観光地の住所、電話番号、WEBサイト、地図といった詳細情報はしっかり記載されています。
書かれている文字は繁体字中国語だけど、写真満載なのでたとえが読めなくても充分内容は伝わると思います。
私たちも漢字の国の人だもの、短い単語ならきっと大丈夫!
いずれ普通に観光できるようになった時の為に、この本で台北観光の予習復習はいかがですか?
●豆情報
MRTの乗車には、悠遊卡(easy card)という交通系カード(suicaやicocaと同じICカードです)の利用が便利なのですが、以前は、悠遊卡で乗車すると運賃が切符(トークン)購入の8割とお安くなっていてお得でした。が、このお得な制度、2020年1月末で廃止されてしまいました。
現在は、毎月11回以上、悠遊卡を利用して乗車することで、回数に応じて翌月に支払った運賃の10~30%がカードに自動的に払い戻されるという制度に変わりました。
2泊3日などの短期旅行者がその恩恵に預かることはかなーり難しいかも。あ、でも便利なのでMRTやバスを多く利用したい、という人はご利用をお勧めします。キャラもののカードやキーホルダー型のカードなんかあって、コンビニなどでも気軽に購入できるのが嬉しい。